このたび、横浜心療クリニックの3代目院長に就任いたしました、李 秉叡(い びょんいぇ)と申します。
当院は、横浜駅から徒歩7分という立地にあり、昭和59年(1984年)の開設以来、40年以上にわたり、地域の皆さまのこころの健康を支える診療所として歩んでまいりました。長年にわたり当院を支えてくださった患者さま、地域の皆さま、そして歴代の院長をはじめとする関係者の方々に、心より感謝申し上げます。
私は韓国で生まれ、幼少期から青年期にかけて、日本、アメリカ、韓国という複数の文化圏の中で育ちました。言葉や文化、価値観の異なる環境で生活する中で、人のこころや考え方、生き方には一つの決まった形があるのではなく、一人ひとりに異なる背景と物語があることを学びました。
幼い頃から医学者になることを夢見て医学の道を志し、学びを深める中で、目に見える症状だけでなく、その方が歩んできた人生や置かれている環境にも目を向ける精神科医療の大切さを実感してまいりました。
精神科や心療内科を受診することに、不安やためらいを感じる方も少なくありません。当院では、患者さまのお話に丁寧に耳を傾け、それぞれの文化的背景、生活環境、価値観を尊重しながら、その方に適した治療を一緒に考えていくことを大切にしています。
これまで当院が築いてきた歴史と、歴代院長の「患者さまに誠実に向き合う」という遺志を受け継ぎながら、時代の変化や新しい医学的知見も積極的に取り入れ、より安心して受診していただける診療所を目指してまいります。
こころの不調や生きづらさを感じたときに、気兼ねなく相談できる身近な場所であり続けられるよう、職員一同、誠心誠意努めてまいります。
今後とも、横浜心療クリニックをどうぞよろしくお願い申し上げます。




